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2006年02月16日

ラーケン地区に日本美術工芸館が開館 2006/3/21

ブリュッセルの北部、王室の居住区でもあるラーケン地区には王立美術歴史博物館の分館として、日本の五重の塔、中国館など極東アジア関連の博物館があります。ここに本年3月新たに日本美術工芸館が開館の運びとなりました。

もともとこれらの建物はレオポルド2世の命により建設されました。当初国王の計画では中国館をレストランとして使用し、新たに日本美術工芸館となる建物はゲスト用ガレージとする予定でしたが、この建物は本来の目的に使用されることはなく、建物の完成した1907年以降、公開されないまま今日に至りました。

ところがこの付属建築物は王立美術歴史博物館所蔵の日本美術工芸品コレクションを展示する場所として理想的であることが判明し、1988年以来ゆくゆくは日本美術工芸館とするべく改築計画が進められてきました。実際、この建物は様々な面で日本の古典美術工芸品の陳列に適しています。元来は馬車や自動車を停めるように作られた中央吹き抜けの大きな部屋は甲冑や武具の展示、小さな馬具置き場には、塗り物の箱やミニチュア彫刻、刀の飾りなどの精巧な工芸品の陳列、一方、厩舎部分は屏風や絵画、衣装、家具の展示におあつらえ向きです。楼台は仏教関連の芸術品の陳列棚として使用したり、ひと休みする場所にもなります。明るい干草置き場は版画や陶器の展示に適しています。およそ12000点の日本の美術工芸品が収蔵されていますが、よい保存状態を保つため定期的に展示を回転させる必要があり、展示品の数は限られています。見学者には毎回訪れる度に新たな出会い、発見があるでしょう。

日本美術工芸館
極東博物館(王立美術歴史博物館分館)
Musée d’Art japonaise
Musées d'Extrême-Orient
avenue Van Praet 44, 1020 Brussels
開館時間:火曜〜日曜 10時〜16時45分(16時最終入館)
休館日:月曜,1/1,11,11/11,12/25
入場料 3ユーロ(極東博物館3館共通)
問い合わせ:tel (02)268 16 08
http://www.mrah.be