2011年06月29日配信
ベルギー・フランダース政府観光局ではフランダース地方に点在する村のなかから、美しい村々を50選びました。その中でも特に美しい村15を「フランダースの最も美しい村 Het Mooiste Dorp」として紹介しています。
http://www.vlaanderen-vakantieland.be/hetmooistedorp
今月より数回にわたり、厳選された美しい郊外の村を日本語で紹介していきます。ブリュッセル、アントワープ、ブルージュといった主要都市から日帰りで訪ねることのできる小さな村々は、都会にはないのんびりした時間と自然に囲まれた美しい風景で目も心も癒してくれることでしょう。
★リスセウェフェ Lissewege

ブルージュ郊外、海辺の街ゼーブルージュとの間にあるリスセウェフェは、その名をケルト人の指導者リソLisoと家を意味するウェファWegaに由来しています。961年にこの村のあるエリアを守るための堤防が建設されていたことが公文書に記述されています。
1106年、領主ランベルトが郊外にチャペル付きの土地をベネディクト会の修道士に寄進します。そこから発展し13世紀に建設されたのがテル・ドゥースト寺院です。このような小さな村に50mの塔を擁する大寺院をどうして立てることが出来たのでしょうか?一説ではテンプル騎士団がパトロンだったとか… エルサレムへの巡礼の途上にあったこの村に、巡礼者が寄付をしていったということも考えられます。
1571年、宗教戦争が活発化し、リスセウェフェの繊維業は衰退し、プロテスタントがテル・ドゥース寺院を破壊しました。跡地は現在いくつかの美味しいレストランや寺院縁の建物や農場が点在する散策に気持ちのいいエリアとなっています。
一帯がかつて海であったことは、村を流れる小さな川(運河)に名残が見られる程度で、現在は農業に従事する村人が多く、また静かな環境から「アーティストの住む村」としても知られています。特徴的なのはその白い家々。村の多くの建物が白で塗られており、大変絵になる風景です。
村へはブルージュから鉄道で1本。所要時間8分です。ダムからは車で10分。
ツーリスト・インフォメーション VVV-Lissewege
住所:Oude Pastoriestraat 5 - 8380 Lissewege
Tel: 0032 50 55 29 55
Fax & Tel: 0032 50 35 02 15
リスセウェフェに関する情報のポータルサイト(一部英語)
http://www.lissewege.be/
リスセウェフェの様子を紹介した写真サイト
http://www.fotogeniekbelgie.be/port/dorpen/lissewege/index_lw.html
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アントワープでは夏を彩る楽しいフェスティバルの開催が予定されています。

アントワープの夏 The Summer of Antwerp
7月から8月にかけて「アントワープの夏」と題された文化・アートイベントが市内各所で開催されます。屋外映画館、無料のコンサートから、サーカスでのワークショップなどユニークなものも。
アントワープ・オースト駅そばの昔のガス工場をリノベーションした「Zomerfabriek」(住所 Mink Street Jewellers, 2018 Antwerp/トラム11番)では、期間中ほぼ毎日、映画、パフォーマンス、DJナイトなどのイベントを開催しています。夕涼みがてら、お酒を飲むのもお勧めのスポットです。南部郊外の「Circusplek」(住所 Ledeganckkaai 15, 2000 Antwerpen/トラム8番)では人工ビーチとカラフルなテントで寛ぎながら、夏気分を満喫できます。
イベント公式ウェブサイト http://www.zva.be
コンサート、パフォーマンスのプログラムを紹介。オランダ語のみ。

テイスト・オブ・アントワープ Taste of Antwerp
会期 2011年8月18日〜21日
時間 木曜と金曜は夕方から深夜0時まで。土曜日は昼から深夜0時、日曜は昼から夜9時頃まで。
今年、5回目を迎えるベルギー最大の料理フェスティバルがテイスト・オブ・アントワープ。期間中12万人以上の人々が美味しいものを求めてやってきます。
会場は王立美術館そばの「Vlaamse Kaai通り」と「Waalse Kaai通り」に並ぶ白いテントとテラス席。25以上のレストランとケータリングが参加し、ベルギー料理はもちろん、スペイン、イタリア、日本などインターナショナルな料理が並びます。どの料理も少量でふるまわれ、会場で1ユーロで販売されるTokenというコインで交換できます。ベルギー自慢のビールやヨーロッパ各地のワイン・発泡酒のグラスを片手に美味しいチョコレートやチーズマスターによるお勧めチーズをつまんでみては?
イベント公式ウェブサイト(英語)
http://www.tasteofantwerp.com/
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2000年以上の歴史を持つベルギー最古の町トングレンにあるガロ・ロマン博物館が、2011年の‘ヨーロッパ・ミュージアム・オブ・イヤー(European Museum of the Year)‘を受賞しました!過去にはロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、スペンのビルバオにあるグッゲンハイム美術館、スイスのローザンヌにあるオリンピック博物館等が受賞しています。
元々ケルト人が住んでいたこの地に、ローマ帝国軍が度々侵攻したのは紀元前のこと。紀元前54年、ついにはローマ帝国によって支配されるようになり、交通の要所として砦が築かれました。トングレンは、ローマ人がベルギーで建設した最も古い町です。こうした歴史を考えれば、トングレンにガロ・ロマン博物館(ガロはベルギーにもともと住んでいたベルガエ族を含むガリア人を、ロマンはローマ人を表す)があるのは当然のことと言えましょう。トングレンとその周辺から発掘されたものとその調査を展示しています。
ガロ・ロマン博物館が近代的な設備をもった現在の形で再オープンしたのは2009年。「最も高い質と水準を保ち、それはコレクション、建築、町との融合、人とのふれ合い、教育プログラムの充実、カフェ、ミュージアムショップ全てに及ぶ」と高い評価を得ました。博物館はストーリーを語るように展示されています。展示方法がよく練られているところが、この博物館の特徴でありおもしろさとなっています。
ガロ・ロマン博物館
Gallo-Romeins Museum
ウェブサイト
http://www.galloromeinsmuseum.be/(英語)
アクセス: 公共交通機関利用の場合、ブリュッセルからハッセルトまたはリエージュ乗り換えでトングレンまで1時間半から2時間。アントワープからは直通の列車があります。
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ブリュッセルの王宮は、かつてブラバン公の宮殿があった場所に建っています。現在の建物は18世紀にオレンジ公ウィレム一世の治世下に再建されたものを基礎とし、その後1904年国王レオポルド2世によって内外装ともほぼ全面的にルイ16世様式に改築されたものです。建物の右翼部分はベルビュー博物館として使用されています。
現在王宮では国王が執務されていらっしゃいますが、ロイヤルファミリーが夏休みを取られる間に限り、無料で一般公開されます。
大理石の床、クリスタルのシャンデリア、様式美溢れる調度品、王の執務室、そして有名なスカラベ(玉虫)の羽で覆い尽くされた緑色に光る天井のある大広間など見どころいっぱいです。
夏にベルギー・フランダースを訪れたら、ぜひ王宮で優雅な時間を過ごしてみたいものです。
王宮の公開: 2011年7月26日 - 9月11日
ウェブサイト http://www.monarchie.be/ (英語)
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