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アントワープの建築家の設計による19世紀末建造のこの建物はコリント様式の石柱が並ぶ正面玄関が印象的。14世紀から今日までの作品を収蔵。2階にはヤン・ファン・アイク、ファン・デル・ウェイデン、メムリンク、マサイス、ブリューゲル、ルーベンス、ヨルダーンス、ファン・ダイクなどのフランドル絵画を主とする18世紀までの作品を展示。地上階はジェームズ・アンソール、コンスタン・ペルメーク、マグリット、デルヴォー、フランドル表現派、エクスペリメンタル・アートなどの19世紀以降を対象としています。
(C) Toerisme Antwerpen
1922年建造の穀物倉庫を改造した広大な建物で1987年に開館しました。アントワープがヨーロッパ文化都市に指定された1993年にはさらに大規模な増改築が行われ、現在の展示面積は4千平米にも達します。1970年以降を対象として、パナマレンコなどのベルギーのアーチストを中心に内外の現代美術作品を150点以上あつめています。最上階のカフェからは素晴らしい眺めが楽しめます。
(C)Toerisme Vlaanderen/M. Decleer

現在ドゥルケライストラートとナショナルストラートの交叉する場所に建設中のこの施設は4階構造で、地上階はミュージアムショップ、ファッション専門書店、カフェ、レストラン、ギャラリーなど、1階はヨウジヤマモト、2階は州立モード博物館MoMu、3階はフランダース・ファッション・インスティテュートFFIとファション図書館、4階には王立アントワープ美術アカデミーファッション科、フランダースファッションの殿堂ともいうべき機関です。ファッションショーや展示会の会場ともなり、ファッションを学ぶ学生やファッション業界の人々ばかりでなく、一般の人々にとっても様々なイベントを通じて中心的な役割を担う機関です。
ルーベンスがイザベル・ブラントと結婚したあとに購入(1600年)し、画業にあわせて増築した館。没する1640年まで住み続けていました。中庭とフランドル・イタリアルネサンス様式の外庭にはさまれたバロック様式の柱廊は彼自身の設計です。王侯、貴族、外交官、学者など数々の貴顕が彼の作品や彼の集めた彫像や絵画コレクションを見に訪れました。館内のアトリエではルーベンスばかりでなくその弟子たちもまた制作に励んでいました。館内の各部屋は当時そのままに再現されており、ルーベンスの自画像やヨルダーンスの作品なども鑑賞できます。
1549年にアントワープへ移ったフランス人印刷業者クリストフ・プランタンの住居と工房。モレトゥスの名は彼の忠実な共同作業者で娘婿のヤン・モレントルフのラテン名に由来しています。16世紀以降のヨーロッパ世界でもっとも名声を馳せた印刷所だった同所は、現在も書物および写本3万、木版画1万5千、銅版画3千、インキュナブラ150、その他絵画やデッサンなど、世界最大の展示数を誇る印刷博物館として世界中に知られています。世界遺産にも登録されています。
中央駅の近くにある世界最大規模のダイヤモンドに関する博物館。アントワープで培われた5世紀来のダイヤモンド研磨技術の詳細な展示を中心に、ダイヤモンドの採掘から仕上げまでの全工程が紹介されています。19世紀の研磨工房の完全な再現や、研磨の実演も見学できます。
美術品蒐集家のフリッツ・マイヤー・ファン・デン・ベルフ(1858-1901)の個人コレクションの展示館。建物は彼の死後に建てられましたが、16世紀風に仕上げられています。14世紀から16世紀にわたる絵画、彫像、写本、ステンドグラス、銀器、陶器、貨幣、タペストリー、調度などを主に収蔵しています。大ピーテル・ブリューゲルの名作「狂女フリート」があることでとくに知られていますが、そのほかにもカンタン・マサイス、ジョース・ファン・クレーヴェ、コルネリス・デ・フォス、ヤン・ブリューゲルなどの傑作が集められています。
かつてはアントワープ市民の別荘地だった土地を20世紀初頭にアントワープ市が買い取り、市民公園としました。1950年にミデルハイム公園で初の国際野外彫刻美術展が開催されたのをきっかけに、野外彫刻公園として生まれ変わりました。広さ約27ヘクタールの公園内にはオーギュスト・ロダン以降の現代彫刻作品約200点のほか、現代作家によるヴィジュアルアート作品などが野外展示されています。園内にあるブラーム館には野外展示に向かない小さな彫刻作品などが展示されています。
ルーベンスの友人で庇護者だった17世紀のアントワープ市長ニコラス・ロコックスが1603年から1640年にかけて住んだ邸宅。ルーベンス、ファン・ダイク、ヨルダーンス、テニエ、ブリューゲル、マサイスなどの絵画作品のほか、すべて17世紀の実物である調度や彫像、磁器の豊かなコレクションがあります。
アントワープで最も古い建造物の一つで、13世紀初頭に築かれた市壁の一部です。1520年頃のカール五世の時代には大きな改築が加えられました。1549年に市の所有となってからは1823年にいたるまで牢獄として利用されていました。1952年以降は船の模型や航海の用具を展示する海洋博物館として利用されています。
1501年から1504年にかけて建造された後期ゴシック様式の肉屋のギルドの本部で、19世紀中頃まで肉の売買が行なわれていました。現在は、祭壇、ハープシコード、陶器、ガラス器などのアントワープにおける重要な工芸に関する博物館で、貨幣、武器、装飾品なども展示されています。コンサート会場として利用されることもあります。
1912年に建造された「フラーンデレン(オランダ語でフランダース)」という名の倉庫を改造した建物で、写真史と写真術についての詳細で豊富な展示があります。現代写真作家の企画展示会もよく開かれます。スヘルデ河岸に近い周囲は再開発の真っ只中で、新建築やオフィスが次々と建てられています。
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